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医療業界における給与アップの難しさ

医療従事者の皆さん、日々の仕事に追われて、自分の家計管理まで手が回らないという方も多いのではないでしょうか。
特に、手取りを増やしたいと思っても、会社員と違い、医療業界では実績や評価に基づく給与アップが難しいのが現状です。
チーム医療で患者さんを支える中、個人の貢献度を数値化するのは容易ではありません。

給料が上がるきっかけは限られており、上の役職に就くか転職するくらいしか選択肢がないのが実情です。
医療の世界は資格を必要とする職種が多いため、業界を知らない方からは「結構もらってるんでしょ?」と言われることが多いです。
しかし、実際は少ないと私は考えています。
キャリアを重ねても給与はなかなか上がらず、将来への不安を感じている方も少なくないでしょう。

現役薬剤師が伝えたい、FPの重要性

自分の理想のキャリアを追求することは素晴らしいですが、同時に老後の資産形成についても考えておく必要があります。
ここで頼りになるのが、ファイナンシャルプランナー(FP)の存在です。
特に業界に詳しいFPは業界の事情も正しく理解しているので寄り添ったプランニングができます。
FPと一緒にライフプランを作成すれば、将来必要な資金を算出し、計画的な貯蓄・投資を始められます。

ライフプランの作成方法

ライフプランを作る際は、漠然と月1万円貯金するのではなく、明確な目標金額を設定し、そこから逆算して行動を起こすことが重要です。
将来への不安は、具体的な目標が定まっていないことが原因だと言えます。

これは病気の診断でも同じです。
ただお腹が痛いだけだとなにか食べて当たったのか、盲腸 (憩室炎)なのか、子宮筋腫なのか。
病気が何かわからないと、薬や手術など治療方針が決まりませんよね。
色々検査して病気、の原因を突き止め、それを治すためにどんな治療をするのか。
これが診断されていないのにとりあえずこれ飲んでおきましょう、痛み止めだけと言われると不安になりませんか?

ライフプランとは、あなたの人生におけるお金の設計図のようなものです。
普段の生活費、お子様の年齢、住宅ローンの有無、車の買い替え予定など、具体的な数字を盛り込むことで、より現実的なプランになります。
自分で作成することも可能ですが、プロのアドバイスを受けることで、新たな気づきが得られるかもしれません。

不確定要素への対策

ただし、将来は不確定要素が多いのも事実です。
転職や起業の可能性、予期せぬ病気やケガなど、様々な状況を想定した対策が求められます。
自分だけで考えるのではなく、FPの意見を参考にしながら、万が一の事態にも備えておきましょう。

保険の重要性

保険についても、過剰な加入は避けつつ、最低限の保障は確保しておくことが賢明です。
医療の進歩により、簡単には亡くなれない時代になりました。
介護や通院が長期化すれば、家計に大きな影響を与えます。

長生きリスクへの備え

たとえ健康に歳を重ねられたとしても、長生きはリスクと言われるほど、老後の資金準備は欠かせません。様々な角度から検討し、対策を講じていくことが大切です。

まずは、FPに相談してみませんか?
自分に合ったライフプランを描くことで、将来への不安を解消し、目標に向かって着実に歩んでいけるはずです。
賢い家計管理と資産形成は、医療従事者にとって決して遠い世界の話ではありません。
FPという心強い味方を得て、一歩ずつ前進していきましょう。あなたの明るい未来を応援しています!