保険料控除による税金の軽減額は、支払った保険料の額やあなたの所得税率・住民税率によって異なります。それでは、具体的に計算してみましょう。
1. 保険料控除の仕組み
保険料控除は以下の3種類に分かれています。
生命保険料控除
地震保険料控除
社会保険料控除
これらの保険料を支払うことで、その一定額を所得から差し引くことができます。その結果、所得税や住民税が軽減されます。
2. 税金の軽減額の計算方法
税金の軽減額は次の方法で計算されます。
軽減額の計算式
軽減額 = 控除額 × 税率
・所得税率:累進課税(5%~45%)
・住民税率:一律10%
例えば、所得税率が20%の方の場合、控除額1万円あたりの計算は以下の通りです。
所得税の軽減額: 1万円 × 20% = 2,000円
住民税の軽減額: 1万円 × 10% = 1,000円
合計の軽減額: 2,000円 + 1,000円 = 3,000円
3. 控除額の上限(生命保険料控除を例に)
生命保険料控除には以下の上限額が設定されています。
新制度(2012年以降契約の場合)
一般生命保険料控除
・所得税: 最大4万円
・住民税: 最大2.8万円
介護医療保険料控除
・所得税: 最大4万円
・住民税: 最大2.8万円
個人年金保険料控除
・所得税: 最大4万円
・住民税: 最大2.8万円
合計で、所得税は最大12万円、住民税は最大8.4万円が控除の対象となります。それでは、実際の軽減額のシミュレーションを見てみましょう。
シミュレーション例(年収500万の人として計算してます。)
所得税 速算表

国税庁HPより
例)所得税率20%、住民税率10%、生命保険料として8万円支払った場合
所得税控除額: 4万円(上限)
・軽減額: 4万円 × 20% = 8,000円
住民税控除額: 2.8万円(上限)
・軽減額: 2.8万円 × 10% = 2,800円
合計の軽減額: 8,000円 + 2,800円 = 10,800円
税金が下がるポイント
・所得税率が高い(収入が多い)ほど、軽減額も大きくなります。
・各控除の上限に近い保険料を支払うことで、控除額を最大限に活用することがポイントです。
具体的な計算をご希望の場合は、支払額や年収情報を教えていただければ試算いたします!