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コラム COLUMN

がんになったとき、本当に困るのは「お金」かもしれない

多くの人は、がんについて考えるとき、
「まだ自分には関係ない」「そのうちの話」と思いがちです。
でも、日本では2人に1人が一生のうちにがんになると言われています。
がんは、特別な人だけがなる病気ではありません。

がんと聞くと、「治療がつらい」「命の問題」というイメージが強いですが、
実はもう一つ、大きな問題があります。
それは、生活やお金の問題です。

がんになると、今まで通り働けないことがある

がんの治療は、手術だけで終わることは少なく、
薬や放射線治療などが何か月、何年も続くことがあります。

治療の副作用で、

  • 体がだるくなる
  • 吐き気が出る
  • 集中できなくなる

といったことが起こり、
今まで通り働けなくなる人も少なくありません。

その結果、

  • 仕事を休む
  • 時間を減らして働く
  • 仕事を辞める

という選択をする人もいます。
そうなると、当然ですが収入は減ります。

医療費以外にも、たくさんのお金がかかる

日本には医療費を助けてくれる制度があります。
でも、それでもすべての費用がカバーされるわけではありません。

たとえば、

  • 病院までの交通費
  • 差額ベッド代
  • 先進医療の費用
  • 家族が仕事を休んだときの収入
  • 食事や日用品の出費

こうしたお金は、自分たちで払う必要があります。

がんになると、
「お金がどんどん出ていくのに、収入は減る」
という状態になりやすいのです。

住宅ローンや子どもの教育費は止まらない

働く世代の多くは、
家のローン、子どもの学費、生活費など、
毎月必ず出ていくお金を抱えています。

もし収入が減っても、
これらの支払いは待ってくれません。

お金の不安は、
本人だけでなく、家族の心にも大きな負担になります。

お金の心配が、治療の選択に影響することもある

「治療はしたいけれど、これ以上お金が減るのは怖い」
そんな気持ちから、
本当は受けたい治療をためらう人もいます。

がんの治療は体だけでなく、
心にも大きなストレスを与えます。
そこにお金の心配が重なると、
治療に集中することが難しくなることもあります。

がん保険は、生活を守るためのお金

がん保険は、
「治療費のため」だけのものではありません。

もしがんになったとき、
まとまったお金があれば、

  • 収入が減った分の補い
  • 生活費
  • 通院や治療にかかる出費

などに使うことができます。

つまり、
生活が大きく崩れないようにするためのお金です。

準備できるのは、元気なときだけ

がんと診断された後では、
新しく保険に入ることができなかったり、
条件が厳しくなったりすることがあります。

だからこそ、
何もない今のうちに知っておくことが大切です。

最後に

がんは、誰にでも起こる可能性があります。
そして、がんの問題は、病気だけではありません。
仕事、お金、家族、生活、すべてに影響します。

「もしものとき、どうなるのか」
少し考えてみるだけでも、
これからの生き方やお金の考え方が変わるかもしれません。

備えることは、怖がることではなく、
安心して生きるための選択です。