収入保障保険とは、被保険者が亡くなった場合や高度障害になった場合に
遺族や本人に毎月一定額の給付金が支払われる生命保険です。
3つの特徴
1:年金形式で支給
・一括で保険金が支払われる一般的な生命保険とは異なり、毎月(または一定期間ごと)に分割で受け取る。
・例えば、「毎月10万円を10年間支給」などの形。
2:保険金の総額が時間とともに減少
・一般的に、契約時から保険期間の満了に向けて徐々に保険金の総額が減る仕組み。
・これは、子どもが成長し教育費などの負担が減ることを想定しているため。
・その分、保険料が割安になりやすい。
3:掛け捨て型が多い
・解約時に払い戻しのある貯蓄型ではなく、掛け捨て型が一般的。
・そのため、保険料が比較的安い。
メリットとデメリット
メリット
・生活費を安定的に確保できる(一括でもらうと使いすぎるリスクがあるが、分割なら計画的に使える)
・保険料が安い(定期保険よりも割安なことが多い)
・必要な期間だけ保障を確保できる(子どもの独立を見越して設計できる)
デメリット
・一括でまとめて受け取ることもできるが、受け取れる保険金が少なくなる
・解約返戻金がない(掛け捨てなので途中解約すると払った保険料は戻らない)
・保険金総額が徐々に減るため、長期の保障には向かない
どんな人に向いているか?
- 子どもがいる家庭(子どもの成長に合わせた生活費確保のため)
- 保険料を抑えつつ、一定期間の生活費保障をしたい人
- 一括で大きな金額を受け取るより、毎月の生活費を安定的に受け取りたい人
住宅ローンがある場合は、団体信用生命保険(団信)とのバランスも考えて加入するとよいでしょう。
収入保障保険は世帯主はもちろんのこと、配偶者の方もご加入をオススメしています。
例えば住宅ローンをご主人だけで組んでいる場合
→ご主人が亡くなった場合には住宅ローン返済は団体生命保険で0になるかもしれませんが、遺族年金だけで生活していけるかも試算しておきましょう。
→配偶者が亡くなった場合、住宅ローンは0にはなりません。
お子さまがいて、住宅ローンもあって、もちろん仕事もあって、、、
となるとかなり大変な生活になることが予想されます。
保険金があれば家事代行やベビーシッターなど生活費の一部に充てて行くことができますので、この場合も試算しておくことをオススメします。
ペアローンであっても同じです。配偶者が亡くなってもご自身のローンは残りますので(特約にもよりますが)、万が一の場合は一度考えてからローンや保険を組むことが大切です。
万が一は起こる可能性は低いことかもしれませんが、
起こってしまうと取り返しがつかない大変さが待っています。
常に考える必要はありませんが、一度は真剣に考えておくべき部分だと思います!
1人で考えるのは苦手、プロに相談したい。
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